逆にこれから小売が面白い! メガネ屋さん海外事業担当のBlog

OWNDAYSというメガネ屋さんに勤務、海外事業と経営企画系を担当中。最近、ITやらECやら〇〇Techが叫ばれている中、これからは逆に小売が面白いんじゃないかと思っているんす。仕事のこと、子育て・家族のこと、僕の好きなことを思うがままに書くっす。

この三つの方法でOWNDAYSは海外展開する。

 

(この記事は、過去に書いた以下二つのブログのリライト版としてお送りします) 

▶︎OWNDAYS海外事業部でやってること。それは、家計簿の用意と離婚ルールの作成

▶︎家計簿の作り方(海外事業部での話)


はい!前置きなしですっ!

 

今日はOWNDAYSが海外展開する時の三つの選択肢についてご紹介します。うおおおお!

 

簡単にいうと、、、、直営店かフランチャイズかJV(ジョイントベンチャー)、の三つです。

 

結構これは当たり前のことかなぁと思ってたんですが、意外にも外部の人に説明するときに、しっかりと説明した経験が多いんです。僕がみなさんの事や仕事の内容を全て理解できてないように、私も自分の事をしっかりと伝えないと伝わらないと考えたので、この機会に再度書く事にしました。当たり前の人にとってみれば当たり前。でも、当たり前じゃない人にとってみれば、当たり前じゃないと思うので!

 

オンデーズの再生を小説仕立てで綴った破天荒フェニックスにおいても、「海外展開」は重要な出来事の一つなので、オンデーズはこうやって海外展開しているんだと知ってもらえるきっかけになればなぁとも、こっそり思っています笑。(結構、チャッカリ者です)

 

あとは、社内にも「なんでこっちの国は直営でこっちはFCやJVなの?」と何となく思っている人もいるはずなので、役に立つ内容になればいいなあと思います。 

 

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オンデーズ本社の壁

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オンデーズ本社の受付



OWNDAYSの海外展開概要

まず簡単に海外展開について簡単に説明します。 

OWNDAYSでは全世界に約260店舗展開していて、そのうち海外店舗数が約140店舗と海外の方が店舗数が多い状況です。

主な出店国は、台湾、シンガポール、フィリピン、タイ、マレーシア、ベトナムカンボジアインドネシア、オーストラリア、そしてついには7月に香港にも進出を果たしました。さらに、あと何カ国も展開を目論んでる国があり、海外への展開を加速しています。

各国に現地の責任者としてGeneral Manager ("GM") が張り付いていて、店舗のオペレーションの責任を担っているのですが、今回破天荒フェニックスにも出てくる取締役COOの海山と海外事業執行役員甲賀も、より深く経営陣として関わっています。特に、この両者は、新規進出する際は案件をリードし、形が整ったところで、店舗運営を担うGMに渡す、という流れで進出していきます。そして、当たり前ですが、CEOの田中やCFOの奥野も新規国に参入する際は意思決定に絡んできます。

 

それを踏まえて本題です。

各国に進出しOWNDAYSというブランド小売店舗を展開していくにあたり、どのような選択肢があるか。それは、前述した通り、以下の3つになります。順を追って説明します。

 

1)直営店として展開

超簡単に言うと

 

全部自分でやる」 です。

 

自社のお金で会社作って、自社のリソースだけで、人を採用し、販促・PRをし、店を運営し、経理・総務も全てこなす。100%出資した現地法人を立て、直営店として展開していく。主に、台湾やシンガポールでは、この形で進出しています。(実はシンガポール進出時は、FCで展開)。全部自分で決めれるので、何よりも意思決定が早いです。そして、儲かれば全て自社の利益に直結します。でも、ミスると全て自社の損失になります。そんな展開方法。

 

ハイリスクハイリターンです。

 

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10/19にオープンした台湾の店舗とスタッフ

  

2)フランチャイズ展開

次に、これです。

 

簡単に言うと、「他人に任せる」です。

 

これはフィリピンやインドネシアでの展開方法です。

えっ、任せちゃうの?と思うかもしれませんので、少し説明します。 

まずフランチャイズ展開とは、他の会社に看板やノウハウを貸し出し、OWNDAYS店舗の運営を任せるやり方です。OWNDAYSが有しているブランドや商品、店舗の看板、ノウハウなどを提供することで、その会社はスタッフを雇い、物件を契約しさえすれば(超簡単に言うと、です)、OWNDAYS事業を自社で運営し、取り込むことができます。OWNDAYSとしては、その代わりに売上の◯%というロイヤリティをブランドや商品、ノウハウの利用料として頂戴しています。このやり方は、多くの小売店が行っていて、よく耳にするのは大手コンビニチェーンですね。

 

で、なぜ、フィリピンやインドネシアでわざわざこの方法で展開しているか。それは、国が規制を設けているからです。これらの国々では、地場の企業や商店街の個人店舗を守るため、海外からくる企業の参入を制限しているんです。資本力のある海外企業が市場に参入すると、一気にこれらの個人店舗が潰れてしまう恐れがあるからです。

 

そこで、政府は地場の企業にフランチャイズ店として運営させることで、地場企業にも利益が落ちるようにしつつ、そのノウハウを吸収していけるきっかけを作っているわけでです。

 

この方法を取ると、OWNDAYSとしては、背負うリスクは小さくなる代わりに、主なし収入はロイヤルティ収入のみと、直営店と比較すると儲けも小さくなります。

 

ローリスクローリターンです。

 

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これは先日オープンしたフィリピンの店舗。一番左にいるのが、本にも出てくる長尾です。

 

3)ジョイントベンチャー

最後にこれ。はい、これも簡単に言います。

 

直営とフランチャイズのちょうど中間。ジョイントベンチャーとかJV、合弁ってやつです。なので、ミドルリスクミドルリターン

 

もっと噛み砕いて言うと「他人と一緒にやる」です

 

簡単に言うと結婚みたいなもんで、他の人と一緒に、お金を出し合い、お互いが持ちうるリソースを投入し、一緒にリスクを取るけど、リターンは一緒に分け合います。結婚みたいなもんですね。(不公平な結婚もあるかもしれないですが笑)

OWNDAYSはブランドと商品、ノウハウを持っています。ですが、初めて行く国では、ショッピングモールのオーナーやメディアなどとのコネクションは一切ありませんし、労務関係も一から組み立てなければなりません。店を作って人を雇わないといけませんから。そこで、それらを既に有している現地のパートナーと一緒にお金を出し合い、会社を作り、一緒に事業をして、一緒に利益を分け合います。

この方法で出ているのが、今、濱地がGMを務めるいるOWNDAYS香港です。破天荒フェニックスではシンガポール初出店時や台湾進出時の場面で出てくる女帝です。台湾の総経理(代表)をしていて、OWNDAYSを台湾一の眼鏡屋に仕立て上げた(もう一回言います)女帝です。

 

 

 

ただ、このJVはスタートするまでが結構大変。何が大変かというと、そのパートナーと一緒に、まずは家計簿を作らないといけません。お互いの年収がいくらで、いくら何に使うか、いくら貯金することを目指すかみたいなことを細く決めます。次に、どっちがどんな役割を担うか(掃除、洗濯、家事、育児、皿洗い、仕事など)も予め定めておくという感じ。もちろんルール違反に対する規定もあり笑。これ実際の家庭ならちょーきびしーw。

さらには、離婚することも想定して、その方法も決めます。何が起これば強制的に離婚できるか、その場合、相手にいくらいつまでに払うのか、どの時点で離婚が成立すると定義するか、全てを契約書に落とし込みます。実際にこんな結婚の契約をしてる人はいるんすかね?笑

 

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香港4店舗目 MOKO!!(一番右にいるのが、台湾総経理だった濱地です)

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同じく MOKO!!

 

とそんなこんなで、OWNDAYSは海外展開を進めています。

いろんな手法を取り、自分たちができる範囲で利益を最大化できる手段を用いて、新規国への進出、そして各国での店舗数最大化を目論んでいます。他にも現地のメガネチェーンを買収する方法もあるかと思いますが(実際、田中がOWNDAYSを買収したようにw)、今日は主な三つの方法をご紹介しましたー!

 

 

みんな破天荒フェニックス読んでね。

 

破天荒フェニックス

  

 

そして、まだ間に合います!

第二回OWNDAYS FUN MEETING!!

 

 

売店なのにファンミーティング? わけわからんけど、来たらわけわかる! 第一回目の様子はこちらから▼

www.norrya.com